2011年8月4日木曜日

SFC2011 @ ニューヨーク

福崎研のテーマの一つである超臨界流体クロマトグラフィー(Supercritical fluid chromatography:SFC)の国際学会SFC2011に参加してきました!

会場は


こんなにいいホテルの,1000人は入るんじゃないかっていうぐらいの特大会議室


の隣の控えめな感じのお部屋でした.


参加者は150人程度,オーラル17件,ポスターは25件で半分以上が製薬会社関連の発表でした.SFCは主に製薬会社で光学活性体の分取の方法として用いられています.
キラルの分離が効率よく行えるだけでなく,分取したあと移動相として使われた超臨界流体二酸化炭素は大気圧に戻ると蒸発するため,濃縮する手間も省けるのです.

加えてSFC2011では,SFCのアキラルへの応用という発表が増えてきました.キラル分離だけではなく,アキラルな不純物の分析に際しても,SFCの高速高分離が役に立つというものです.一方で質量分析計との接続に関する発表はまだ少なかったです.

1日目と2日目の間にあったパネルディスカッションでは,SFCをもっと普及させるにはSFCでしかできないようなバイオロジカルのアプリケーションが必要だ,というような話が行われていました.

ちょうど我々がやっていることだなぁと思っていたら


馬場先生がポスター賞を受賞されました!おめでとうございます!
いい方向を向いて研究をやっているんだなと実感しました.とても励みになります.
みなさん,これからもがんばりましょう!



☆おまけ☆
ニューヨークといえば…


自由の女神!


タイムズスクエア!


ウォール街!
記録的猛暑の中(39℃)テレビで見たことある景色の中を歩き回ってフラフラになってしまいました.



★おまけのおまけ★



ニューヨークにもリスはいました.