2013年7月6日土曜日

61st ASMS Conference

初のブログ執筆になります。博士前期課程2年の山田貴之です。

69日から13日まで、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスにてアメリカの質量分析学会であるASMS2013が開催され、私もポスター発表をしてきました。ASMSは初参加です。



とりあえず、すごかったです。

とてつもなく広かったポスター会場。
1日700題以上のポスター発表が計4日間という信じられない規模。



私は普段、リピドミクスに関する研究を行っていますので、脂質分析の発表はどんなものがあるのか、と楽しみにしていましたが、やはり世界最高峰の質量分析学会とあってこれまでの学会とはスケール、クオリティとも桁違いでした。


もう1つ印象的だったのが、超臨界流体クロマトグラフィー/質量分析 (SFC/MS) を用いた分析技術に関する発表が意外と多かったな、ということです。

私もSFC/MSを用いて研究を行っていますので、ライバルが増えてきたな、と一瞬思ったのですが、内容をよく見ると、まだまだ我がラボも世界のトップクラスで戦っていける、と確信しました。

こうした環境にいられることに感謝して、今後も技術開発、アプリケーションともに世界レベルで戦える研究を行っていけたらと思っています。



ASMSへ行って、研究室を卒業した後も何らかの形でリピドミクス研究に関わりたい、と強く思うようになりました。

学部4年生の頃に研究室に配属されてからの2年余りの間 (B4の頃は体育会系の部活動をやっていたので、研究をしていたのは実質的に1年半ぐらいでしょうか) LC/MSSFC/MSの分析条件の最適化に取り組み,多くの方々のご協力もあり脂質分析技術開発に関する論文を2報投稿することができました。

今後は、これまでに開発した分析技術を用いたアプリケーションを中心に、少しでもリピドミクス研究の発展に貢献できるような成果を出していきたいと考えています。

また、インフォマティクス分野にも手を出そうと思っているので、学問領域の枠を超えた創造的研究活動を展開できる人間になるのが夢です。


博士号を取得した後には,製薬企業や分析機器メーカーなどで、当研究室で得られた知識、経験を生かして活躍していけたらと思っています。




さて、実は私は海外へ行くのが初めてでした。

なので、今回学会が開催されたミネアポリスという街がアメリカ国内の他の街と比べてどうか、といったことは何も言えないのですが、近代的な建物が並び、なんかアメリカだな、となんとなく思いました。


空港から電車に乗り、降り立ったのがここ。


もう自分は日本にいないんだと実感したことを今でも覚えています。


ちなみに、学会会場付近の道路はこんな感じ。



そして、学会の会場となっていたのがミネアポリスコンベンションセンター。宿泊したホテルから徒歩3分程度と近く、すぐ隣には教会もありました。



ホテルの部屋より


最後になりましたが、ASMS期間中も,日頃からお世話になっている分析機器メーカー等の方々に食事に連れて行って頂いたりしてとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

この場をお借りして関係者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。



P.S.

1週間,アメリカに行ってきましたが、毎日がとても充実していて1か月ぐらいアメリカにいた気がします。

ただ、欲を言えば、もっと遊びたかったな、と思います。

例えば、ボードサッカーとか、サーフィンとか、路上でフリースタイル(リフティング)とか、女子バレーボール観戦とか、あと学校で消火訓練なんかもいいですね。

僕はサーフィンを一度もやったことがないのですが、アメリカで初サーフィンとなったらとってもオシャレだと思います。またそれがロサンゼルスとかだったら最高ですね。


でも学会のためにアメリカに行ったんですから、遊んでばかりというのもまずいですよね。そういう意味では、本当に有意義な出張 (not 旅行) だったと思っています。

来年も是非行きたいと思います。

今年はポスター発表だったのですが、来年はオーラルを狙ってみようかなとたくらんでいます。

ちょうど修士論文発表が英語になったので、とりあえずそこで練習でもしておきます。





最後に、こんな私に研究室ブログを書くという大役を与えて下さり、また面白いネタも提供して下さった当研究室の皆様に深く御礼申し上げます。